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塞翁が馬
先日、資格試験を受験しに行ったときのこと。

試験は9時開場、10時試験開始だったのに、どこでどう間違えたのか、思い込みは怖いものでなぜか1時間勘違えてしまい試験会場に着いたのが9時55分でした。
広い会場は静まりかえって試験官に始めはダメと言われましたが、なんとか入れてもらえて受けることができました。

こんなことがあったので帰りの電車の中でこれまでのわしを振り返って考えてみると、肝心な時にポカをやってしまうことがよくある。いつも最後の詰めが甘いのだ。

毎年ある試験なら遅刻してもまた来年受ければいいけれど、入試や就職試験に遅刻なんかやっちゃったら大変なことだ。それはそれでその人のレールがそこでまた違ったものになっておもしろいとも思うのだが。

この前、テレビのニュースか何かで日本航空のパイロットの訓練生に内定をもらった学生が新社長出席で内定式までやったのに再建計画が具体的になり一転パイロットはいらないということになり、他のJALグループへの就職斡旋か手切れ100万どちらかを選べというようなことをやっていた。

いいかげんなわしが試験に遅刻しそうになったのとJALの内定取り消しになった学生とでは事の重さは比べるまでもないが、人間万事塞翁が馬。受験に失敗しても、就職試験に遅刻しても、内定取り消しになって思い描いた自分の将来と違ってしまっても、その後のことは誰もわかりませんぞよ。

そんな時にはいじけたりくよくよせずに、これからも人間やっていくからには価値をそれまでとはちょっと違ったところに置いて、そんなことはさらりと流すように考えることができたらいいのかな、なんて飛躍しすぎですが帰りの電車に揺られながら思ったりしました。
by faggio | 2011-02-07 23:10
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