山と渓谷社から出ている分県登山ガイドの「岐阜県の山」の改訂版の取材の同行をがおろさんから頼まれ、文中の写真のモデルも一緒に頼まれ、美越国境の蠅帽子峠と蠅帽子嶺に登ってきました。しかし、わしともう一人同行のTsutomuさんが写真のモデルに耐えうるのかどうなのかはビミョウであった。ザックにヘルメットをぶら下げ、汚れた格好をして、どう見ても普通の登山者ではなかったからである。
蠅帽子峠は美越国境の温見峠から東の峰続きにあり、水戸天狗党が越えたかつての官道であったそうな。そんな歴史もあり往復するだけでも面白そうではあるが、わしらは越前側へ完全峠越えをして蠅帽子川まで下り、今度は蠅帽子川を沢登りで蠅帽子嶺に立ち、再び美濃側へ下ってくるというルートをとりました。 心配したのは、峠からむこうの越前側の道ですが、薮漕ぎを覚悟していましたが、それも杞憂に終わり、所々木枝が被ってはいるものの、美濃側と遜色ない道が残っていました。 2016年9月25日(日) 曇りのち晴れ メンバー:がおろさん、Tsutomuさん、わし (岐阜テレマーク倶楽部) 朝イチ、蠅帽子への道はまず根尾川の渡渉から 台風あとで水量多い。一番で渡ったわしは流れの早い浅い所を渡って流されそうになってびびる。帰りの渡渉のことを思うとたまに憂鬱な気分になった。 渡渉のあとは急傾斜にジグザグのきってある道を登る。葉っぱに乗った前日の雨でびしょ濡れになる。 洞ミズナラと何度もここを歩いているTsutomuさん 勾配がなくなってからの尾根は親ブナ、子ブナのみごとなブナの原生林がありました。 根上がりのヒノキ 蠅帽子峠のお地蔵様 蠅帽子峠でヘンなおじさん 峠からの越前側の道 下草もなく大幅に時間短縮できた。 蠅帽子川までの下りは40分くらい。川沿いに古い登山道の標識。 蠅帽子川東カスミ谷 傾斜が増すと滝の連続 マムシ君とお見合い 連瀑 連瀑劇場 水流が涸れてからヤブの斜面を登って蠅帽子嶺の西の登山道に出る。 蠅帽子嶺着 ここから見る能郷白山は奥美濃の盟主にしては隣の山とあんまり代わり映えしなかった。峠へ戻り美濃側へ下りました。 帰りの根尾川西谷川の流れ 参考 : 蠅帽子峠 地図
by faggio
| 2016-09-27 23:59
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