人気ブログランキング | 話題のタグを見る
<< チュニジアの夜 空木岳 >>
洗濯の流儀
最近遊んでばかりで家の事を何にもやらんと言われるので、家にいる日は洗濯くらいはやるようにしています。
洗濯の流儀といっても洗濯機に放り込めば勝手にまわって機械が洗ってくれるのでメインは干す作業になってきます。

まず第一に目的が乾燥させる(それもできるだけ早く)ことなので、早く乾くものとそうでないものの干し方には特に気を遣います。ポケットの位置、前列、2列目、3列目の陰の重なり具合、乾くまでの間の太陽の位置も計算に入れて干します。物干し竿は前後の日当たりを考えて2列目をハスにします。今の時期はどう並べてもすぐに乾いてしまうのですが冬場などはこれで大きく変わってきます。

次に肝心なのが干し終わって見た時に美しく干されているか、整然と並べられているかということです。
これは人によってはどうでもいいような事なのですが、わしには大事なことで干し方によっては干した人の性格が出てくるように思います。(普段からよその家の洗濯物を見ているわけではありませんが、)第一の目的(条件)を満たした上で綺麗に干すことが重要です。これはセンスが問われる作業です。

そして取り込むときは簡単にたためるものはその場でたたんでしまいます。シワにならず嵩が減りますし後が楽です。

最後に気をつけなくてはいけないことが、先に書いたこととは相反するようですが物事にとらわれ過ぎないということです。拘りすぎて目的を外れて本末転倒になってしまうことはよくあることですが何よりもスピードを大切にしなくてはいけません。蚊に刺されて汗が出るまでやっていては馬鹿らしいですし、最短で最良の仕事をすることが一番スマートに思えます。

すぐに終わるし誰かと一緒にやるんでもないのでどうでもいいんですが乾いてればいいわけで、洗濯の流儀ではなくて洗濯干しひとつとってもあれこれ考えながらやるのがわしの流儀だと思いました。今日もパンパンして干しましたがわしが女だったら案外いい奥さんになれたと思います。
by faggio | 2010-09-20 22:07
<< チュニジアの夜 空木岳 >>