<< 盆休み 映画2本 >>
「カッコーの巣の上で」
患者を統治しようとする精神病院に反感を持った主人公が、回りの患者を巻き込んで、海へ行き船を盗んで、女を呼んで酒を飲み、病院に対して反抗を繰り返すうち問題行動ありとされ、電気ショックを受け、最後はロボトミー手術によって廃人にさせられてしまう。体制から逃れるどころか、自分が死ぬことになってしまったというお話。
精神障害者を預かる病院は患者を統制して、おさえつけておくことが管理するのに楽だろうし、今では個人の尊厳だとか言われているが、この時代には当たり前だったのでしょう。同意も得ずにされたロボトミー(日本でも過去に何万例もあったらしい、前頭葉を脳のその他の部分から切り離す手術)で人格を変えたり、廃人同様にするのは極端なことだとしても、向精神薬でグデグデにしてしまうのも抑え込むことでは同じようなことにも思える。そうかといって放っておくわけにもいかんし、わしにはよくわからん。
映画の中では、おれはここがいいと自主的に入院している何人かは、精神病院の檻の中が彼らの社会で、自分の居場所のある落ち着ける場所なのだろうか。一般社会で暮らしてる私らも、色々な制約のなかでも社会性をもって暮らしていて、置かれている状況は違うが、そういうことでは同じことを課せられているようにも思える。そうなると異常も正常もおんなじようなことで訳がわからなくなってしまった。
[PR]
by faggio | 2009-08-17 11:31 | Comments(0)
<< 盆休み 映画2本 >>