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ジビエ
野禽とかマタギ料理とか、狩猟が主だった土地なら普段から食べられてたものですが、野蛮かもしれないけれど、猟期もあるし珍重されてハンターもゲテモノ食いもこの時期のおたのしみでしょうか。

chiacchiera

近くにあるイタリア料理屋にかみさんと行きました。
知らないと喫茶店と間違えて入りそうですが、その時期の物や変わったものが貼り紙や黒板にいろいろ書いてあって、何を頼もうかいつも迷います。

”奥伊勢産ニホンジカのソテー”
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しんたまとロースがあったのでロースを頼んでみました。
あっさりすぎるくらいの味付けでしたが、その前に何皿か食べていたので重すぎずにおいしく頂けました。

ママさんと話していると、「猟師さんにタヌキを頼んであるんだけど、もし獲れたら一緒にどう?」と聞かれました。
(タヌキは雑食でなんでも食べるので臭いらしい。わけのわからん食品ばっかり食べさせられてる人の肉も臭い?)

他にも貼り紙に、山うずら、山鳩、雷鳥、青首鴨といろいろありましたが、タヌキを食べるとは初めて聞いた。なにもタヌキまで食べなくてもいいのにと思ったけど、イノシシやウサギ、キジみたいに猟師は昔からタヌキを食べてたんだろうか?
殺生するということではタヌキも牛やブタと同じで、タヌキはだめで牛はOKということでもないし、仔牛の脳みそなんかはぷよぷよしていて白子みたいにうまい。鯨もそうだしエスキモーはアザラシの肉が貴重な蛋白質とビタミン源で、そこの土地、土地で昔から食べられていたのだからいいも悪いもないけれど、横井庄一さんや小野田さんがトカゲやヘビを死ぬか生きるかのために何十年か食べてたのと一緒なんやろ。

職場のおばちゃんのご主人が猟友会に入っていて、鴨やらなんやら撃ってくるけど見たくもないとか、別の鉄砲撃ちのおっさんと猟犬の話をしていて、サルの駆除を頼まれるとやるけど、撃たれたサルの顔を見るといつも気持ちが悪くて犬も近寄らんとか言ってたことなんかを思い出しながら、たまたま店に来た前の職場で一緒だったブラックインディアン師もこっちのテーブルに来て3人でワイワイやりました。

black indian師とわし
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ビールにワインも飲んで仕上げのグラッパはどれにしよう。
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いつも食べに来たのか飲みにきたのか?わからなくなりますが「タヌキ入ったら教えてね~。」と言って帰ってきました。
by faggio | 2009-12-02 23:25
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