スキーの技術を身に付けることはなかなか難しい。
頭の中だけで考えていると迷宮の中に入っていくよう(ちょっと大袈裟)な感じ。 ステンマルクみたいな神様のような人に聞けば、「あんまり難しく考えなさんな」なんていう答えが返ってくるのでしょうが、彼らのツボはせいぜい2つか3つでもっと簡単に考えて滑っている(身に付いている)と思う。 メジャーなアルペンスキーと違ってテレマークだと上手い人でも滑りは様々。 昔スキーを覚えた人はずらして柔らかく滑るのが上手い。「柔よく剛を制す」はスキーにもいえるのかな? 今のスキーはカービングが主流だけど整地でフリーのカービングしかやらない人は技のバリエーションがあまり無いように思える。いい滑り、悪い滑りっていうのはあるけれど、今と昔とで、これがホントの滑りでこれは古いっていうことでもないのでしょう。 現役の時のステンマルクや海和に「ほい、これ。」ってカービングスキーを渡していたら、たぶんすぐに体が動いてすごいタイムで滑るだろうし、木村公宜が現役引退の後にテレマークを始めて、ほんの数回の練習ですごいテレカービングで滑っている写真を雑誌で見たことがある。 スキーのエッセンスを極めた人は、道具や滑り方が変わってもすぐにコツをのみこんで上手く滑れてしまうんでしょうが、それが身に付いていないわしは、いつもああでもないこうでもないと難しく考えて滑っているのであります。 そういえば今日はわしの46歳の誕生日でした。 何が変わるというわけではありませんが、またひとつ歳をくいました。
by faggio
| 2010-01-21 13:49
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