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新規開拓
新規開拓といっても山の話ではないのだ。

少し前の日曜日、沢登りから帰って風呂へ入り、その後トンチャンの味噌焼きを食べに行こうということになった。
これで胃袋も満たされ充実した一日の完成である。

いつもの店へ行くと駐車場はほぼ満車、外から中の様子を伺っても満席のようだ。飽いた子供が5人ほど店の窓に貼り付いて大騒ぎをしている。親の顔が見てみたい。

諦めて次の店へ行こうということになる。

よくあることだが、こういう時はどこへ行ってもだめなことが多い。2軒目もフラれ、3軒目もフラれ。看板が下ろされて、「お客様へ、永らくお世話になり・・・、 店主敬具」なんて貼り紙がしてあったこともある。

次が決まらずに困っていたところ、最近焼肉屋が近所にできたことを思い出す。どこへ行っても同じだと、外れ覚悟で行くことにする。

店に着き外から覗くと、日曜日だというのに客は誰もいなかった。かみさんはやめようと言う。誰もいない初めての店は入りづらいものだ。迷っていても仕方ないのでエイヤーで真新しい暖簾をくぐった。

その店はいい意味で最初の印象を裏切ってくれた。ビールをいつもより余分に飲んで、お腹いっぱい大満足で店を出た。

たまたま入った店だったが、思いもよらない新規開拓となった。

少し心配になったのが、次に行った時に例の「お客様へ、・・・」の貼り紙がしてないかということだ。
日曜の晩にあれだけガラガラだと既にもう時間の問題なのかもしれないと思った。
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by faggio | 2012-10-31 07:09 | Comments(0)
鉄嶺峠の地蔵さま
前の晩に一人で飲み過ぎてしまい朝起きれず。(いつもの事)
昨夜のアルコールがまだ残る。

どこへ行くかも決めていないが休みの日に何もしないのではもったいない。
気分がのらず行くか行くまいか散々迷ったあげく坂内村へ向かう。

坊や~よい子だねんねしな~♪
鉄嶺峠(くろがねとうげ)の地蔵さま
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センチコガネ
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鉄嶺山に寄る。
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カエデの葉っぱ 小さい秋みつけた♪
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帰りは地蔵さまには戻らず、尾根をショートカットで車へ戻る。

地図
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登り口 13:10  鉄嶺峠 14:40  鉄嶺山 15:00  峠道 15:40~16:00  登り口16:30


迷っていても始まらない。
だらりと一日終わるより行って良かった。
「案ずるより 生むが易しの 鉄嶺峠」 である。
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by faggio | 2012-10-26 22:42 | Comments(0)
荷暮川支流野々小屋谷から滝波山へ
何年か前に九頭竜川の支流、荷暮川西ノ又谷を詰めて平家岳へ登りました。トチの大木の残る明るい谷だった覚えがあります。 その時のガオロさんの記録

30を過ぎてから山をやるきっかけにもなったエッセイ集、「山の放課後」 松川由博著 (故人になったのちに岳人などに連載されたものを同僚の高校教員の山仲間が編集をし自費出版)にも荷暮川のトチの大木の記述があり、当時は何回も同じページを読み返しました。

野々小屋谷はその時に見てから気になっていましたが、野々小屋谷林道が奥まで入れるようなので日曜日に一人で行ってきました。

野々小屋谷は荷暮川西ノ又谷と似て明るく綺麗な森と、右俣、左俣ともにナメ床、ナメ滝が続く明るいいい谷でした。
歩いたルートは右俣を詰めて県境ヤブ尾根をに上がり滝波山。尾根を戻って西の鞍部から左俣を下りました。
滝波山にも登れて、いつもとはちょっと違って時間をかけてゆっくりと沢歩きを楽しみました。


日時 : 2012年10月21日(日) 快晴
メンバー : わしだけ

野々小屋谷は広く開けた明るい谷。先を急ぐ気にはならない。
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右俣に入るとすぐにナメのオンパレードの始まり。
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4段30m
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15mナメ
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詰めも優しい。空が明るくなり、気が付くと尾根に出ていた。
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尾根上にはかすかな踏み跡があるような、ないような。ハードなヤブ漕ぎはありませんでした。
獣の足跡と糞と尿臭、山頂手前には小さなヌタ場がありました。
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この尾根は大木のヒノキが多く、よく目に付く。
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ヒノキの見分け方は葉っぱの裏にYYY。
先回の平家岳の時、登山道を面谷へ下りる途中教えてもらいました。いい香りがします。
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滝波山の頂上はヤブが刈り払われており、板取方面や奥美濃の山が見渡せました。
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今日もヤブ山三角点ゲットだぜ~。(コレクションをしてるんではないですが、)
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この日一番の大ヒノキは、頂上手前にあった根上がりのヒノキ。
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帰りは左俣を下降。下り始めはササや小枝が頼りの急降下。
支沢に出会うまではカレ沢でしたが、そこから先が右俣ナメの始まりでした。
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小さなナメでも最初は喜んでいましたが、立派なナメが続いたあとは「へん!」って感じで、全くいい気なもんである。
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左俣とはちょっと違う右俣の美しいナメを下りました。
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陽の傾きかけた沢をたまに走る魚の影を追いながら林道へ戻る。
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林道を下りる途中、誰もいない荷暮の集落を少し歩きました。トタン屋根の脇の煙突から煙が上がり、軽トラが軒先に停まっていました。廃村になって久しいですが、またここに戻って暮らしている人達の営みを感じた気がしました。

思い出したのは松川先生の「山の放課後」の中に書いてあった言葉、‘人の営みがあってこそそこに山がる’ でした。
久しぶりにまた読んでみたくなりました。


今日のルート
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駐車地 7:40  二俣 8:00  滝波山 12:00~12:30  駐車地 15:30 (のんびりペース)
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by faggio | 2012-10-23 02:37 | Comments(2)
樽見鉄道と根尾谷サイクリング
樽見鉄道に前から一度乗ってみたいと思っていました。樽見鉄道のホームページを見ると、「レンタりんこう」という(りんこう=輪行、自転車を電車などに持ち込んで運ぶこと)企画があったので、最近仕事漬けのかみさんを誘って行ってきました。
樽鉄「レンタりんこう」

本巣駅で自転車のレンタル料と樽見駅までの片道乗車券を買って、1両だけの車両に乗ります。谷汲山へ行く人でそこそこ混んでいました。

山の中をぬって走る単線の樽見鉄道はローカル色満点でいい感じです。
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車窓の景色を楽しみながら30分程で終点の樽見駅
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貸してもらった小径の折りたたみ自転車を組み立てて、いざ出発!

淡墨桜
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根尾谷断層
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ケツ痛~い!
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根尾谷と樽見線
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20Kmくらいありますが、ほとんど下りなのでスイスイ走れて楽しいです。
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ぶらぶら寄り道して本巣駅へ戻りました。
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イヤイヤ行ったかみさんも、「楽しすぎ!今度はどこ行こう。」と言っていました。
根尾谷を走るローカル鉄道の旅と、久しぶりのサイクリング、わしも結構楽しめました。
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by faggio | 2012-10-16 07:05 | Comments(6)
石徹白の谷を歩く(2)  石徹白川本谷から薙刀山
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石徹白の谷シリーズ第2回目の今回は、石徹白川の本谷から薙刀山に上がり、本谷右岸のヤブ尾根(薙刀尾根)を下降、草ヶ池湿原に下りて、再び本谷に戻ってぐるりと一回りしてきました。

石徹白の谷シリーズとは?
大滝より上流の記録のない谷に限って(全部ない)、その全ての谷を踏破、踏査しようとするわしらの勝手なプロジェクト。前回の ‘石徹白の谷を歩く 笠羽谷と源頭湿原’  に続き今回が2回目。


日時 : 10月6日(土)
メンバー : がおろ氏、イシハラさん、わし
天気 : 曇り

地図はこちら
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カサバ橋を渡り、緩い傾斜が続く本谷を歩く。
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先回もそうだったが、石徹白の谷には目立った滝も、明るいナメも、大きな淵もなんにもない。上流では沢をヤブが覆い、クマのように四つん這いになって進んだ。
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なんにもないが、記録の見当たらない初対面の沢を行くのはまた格別。知らないうちにヤブが消え、水流がなくなると稜線の広い笹原に出る。
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ここからモーレツなヤブを漕いで30分強で山頂。沢登りにヤブ漕ぎはイヤでも付き物だが、密生した竹のように太い笹に閉口する。斜度がそれほどきつくないのが助い。
ふり返ると日岸山、よも太郎、願教寺、別山、7月に歩いた笠羽谷の源頭台地に銚子ヶ峰。石徹白を取り囲むすべての山が見渡せた。
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見つけるのに難儀しそうだと思っていた薙刀山の三角点は、笹を分けた先のすぐ足元にあった。
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山名の札も何もない地味な頂上
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笹を漕ぐ(泳ぐ)。
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下降した本谷右岸尾根(薙刀尾根)はヤブをくぐったり跨いだりのキツくて長い下り。キツツキ(啄木鳥=~ゲラと書くのだそうだ)のあけた穴を見つけたり、キノコの名を教わったり、獣のヌタ場の観察をしたりしながらいいペースで下る。
1300m辺りで尾根から外れ、草ヶ池湿原へ向け右の急斜面を下降。
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視界が開け、上の湿原にポンと出た。
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ふん、ふん、ふーん、黒豆よー♪
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下の湿原に出てびっくり。
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水分をしっかり含んだ水苔の類が広い湿原を一面覆っていた。
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天然のウォーターベッドの上を歩くよう。この上を歩くのに必要なのは微妙なバランス感覚。
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落ちないように池塘を覗く。
長い年月をかけ過去の植物の遺体が堆積した泥炭層
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この湿原の住人、いろいろ。
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草紅葉のように赤く染まった草ヶ池湿原をあとに本谷へ下った。
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大杉登山口 7:10  薙刀山 11:00  草ヶ池湿原 13:40  大杉登山口 15:20
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by faggio | 2012-10-08 23:18 | Comments(2)
ワシノヲ
サプライズな頂き物はうれしい。
酒だったらなおうれしい。
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岩手八幡平の地酒 ワシノヲ(鷲の尾)
封を切るのが勿体ない。

ついでに、
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by faggio | 2012-10-06 20:47 | Comments(0)
Mt.Kasagatake
今はもう歩く人も少ない昔のメイン道、クリヤ谷から笠ヶ岳へ登ってきました。
なんとかアルプスと名の付く高い山へ出かけたのは久しぶり。
近場の山でちまちま遊ぶのも楽しいが、気候のいいこの時期にぶらっと行ってきました。
のんびり歩いて一泊するのでテント泊とも思ったが、荷が重いのは苦痛になるので最小限の装備でツェルトザック泊としました。

錫杖岳、いつもの正面の顔
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錫杖岳、裏の顔
昔、烏帽子岩の西の肩から真っ暗の中、クリヤ谷へ下降したことを思い出す。
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登山道には所々に古い案内板、
ブナ林が気持ちいい。
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トウヒやコメツガの樹林を抜けると、開けた草と笹の斜面がクリヤノ頭まで続く。
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クリヤノ頭を向うに回りこんで、雷鳥岩を越えても、雲に隠れて笠がちっとも顔をみせてくれない。
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穴毛谷側の険悪な谷と岩稜を、途中たまに覗いて様子伺い。
いつもわしの山に付き合ってくださる、あの方は、昔この辺りの主だった。
わしのような軟派山屋にいつもいつもよく付き合ってくれていると思うとありがたい。
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登山道だからと少々なめていた。こういう気持ちがいけない。事故の元。
このコースは距離も標高差もなかなかのものであった。
てっぺん見上げて最高!
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ライチョウがお出迎え。
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笠谷の底からガスが湧く。みごとな雲海が白山のはるか向こうにまで広がっていました。
飛行機に乗って窓から見るのとおなじ風景。ジェットストリームの城達也の渋いナレーションが聞こえてくるようです。
′ ジェットストリーム′
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ご無沙汰の乗鞍、御嶽。
翌朝には富士山も遠望できました。
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テン場から日没間近の槍穂高のアーベントロート
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ツェルトを張ってからビールを飲む。薄っぺらいツェルトがありがたい。
寒いのでカッパを着てシュラフに足を突っ込んで、持っていった焼酎を独りでチビチビやって寝た。
夜中ツェルトを叩く風で何回か起こされる。


夜明け前、コーヒーをすすりながら山の端に映える光と影をボーっと眺めていました。
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帰りは走って下る。
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笠新道を下りる途中、不覚にも大きいほうを漏らしてしてしまった。アア。
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by faggio | 2012-10-01 00:05 | Comments(0)